教育のねらい

作り手の論理でモノを作るだけでなく、実際のユーザーからフィードバックを得て製品製作に生かすことを通じ、本当の意味での「デザイン教育」を実現する。

過去の失敗

学外のスキルに依存するような製品を作ってしまったため、メンテナンスが思い通りにできず、期待していたユーザーに活発に利用してもらえなかった。

課題

対象ユーザーに本当に使われ、真のフィードバックを得られるモノを作る。そのために、学生だけで最初から最後まで作品を開発する。

成果

学生は「デザイン」という行為の全体像に触れ、そのことによる喜びを味わった。また、具体的にモノを作る過程での発見・体験が、学生の創造力を伸ばすいい学びにつながった。学生でも完成度の高いモノが作れることを知って刺激を受けた下級生からも、新しいトライが生まれている。

東北工業大学 ライフデザイン学部クリエイティブデザイン学科 学科長 両角 清隆 教授

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実際に使ってもらい、フィードバックを受けてこそ
本当の「デザイン教育」が可能になる。
学生たちの使いたいツールを、学生たちが開発した
非対面議論支援ソフト「Diverge」のもたらしたもの

ホワイトボードを思わせるフィールドに「フセン」を貼りつけ、自分の意見を書き込むことで、遠く離れた人とも議論が交わせるウェブアプリケーション「Diverge」。現実の付箋同様の軽快な使い勝手と、議論の整理を支援するコンピューターならではの機能を兼ね備えたこのアプリケーションは、約2年間の開発期間を経て、2010年8月ベータ版として公開されたばかり。手がけたのは、東北工業大学ライフデザイン学部クリエイティブデザイン学科、両角研究室の学生たちです。プログラミングを学んだことのない学生が、どのようにしてこの洗練されたアプリケーションを作り上げたのか。開発の過程で、学生はどんなことを学んだのか。その一端を、研究室を指導する両角清隆教授にうかがいました。

「Diverge」ウェブサイトでは、簡単な使い方や機能、活用のアイデア、開発の経緯などが紹介されている。現在学外からは、ベータ版を一部機能に絞った体験使用のみが可能。ログイン管理・コミュニティ管理機能などが実装されれば、一般にも提供される予定だ

「Diverge」ウェブサイトはこちら

非対面議論支援ソフト「Diverge」

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