SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS SDGs Creative Idea Contests 2021 GIGAスクールデバイス活用 朝日新聞 SDGs ACTION × アドビ

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受賞作品一覧 Award-winning Works

作品のサムネイルをクリックいただくと各学校の作品をご覧になれます。

小学校部門

ぼくたちにできること〜エコスクール×SDGs~

加西市立西在田小学校

審査員コメント

児童自ら何ができるのか考えながら作られた充実のコンテンツ。8人が一体となって取り組み、1から作り上げた様子がうかがえてすばらしいです。身近な川のごみ問題を起点に、課題の設定から解決アイデア提案まで一本のストーリーにできるとより良いでしょう。(大島氏)

水と共に生きる向島

京都市立向島秀蓮小中学校

審査員コメント

防災を一つのテーマに絞り込んで探究を深め、自分なりの解決策が提示できており、歴史的、地理的な背景を踏まえ、ストーリー性のある作品になっています。今後は、学びをよりリアルにするため、課題解決に向けたより具体的な実践を提案するとともに、地域で実際にアクションを起こしていくことを期待します。(平井氏)

SDGs 持続可能な社会をつくるために

那須塩原市立黒磯小学校

審査員コメント

問題意識がとても明瞭で、課題に対するアイデアに至るまでわかりやすく提示できています。Adobe Sparkの特徴をよく活かして、作品の流れがスムーズです。自身でインタビューを実施したことも高評価です。さらに視野を広げて、SDGsの他のゴールとの関連性に触れるとさらに良くなるでしょう。(石井氏)

10年後の私たちへ ~今の私たちにできること~

日之影町立日之影小学校

審査員コメント

広くSDGsを知ってもらいたいという意欲に満ち、動画やポスターを駆使した作品。自作曲など各コンテンツに作者の想いがあふれており、感激しました。今後は、環境対策にとどまらないSDGsの全体理解を深めるとともに、目標達成へ向けたアイデアの創出に期待します。(蟹江氏)

中学校部門

CHANGE for the future 〜私たちの明るい未来へ〜

神戸市立長峰中学校

審査員コメント

Webページの構成や動画の作り込みなど、とてもわかりやすく工夫もみられて、大変良い作品。明確な課題設定に基づき、課題の現状・構造などから解決策に至るまで、大変よく調べられています。具体的な解決策の実現方法については、市役所の方に聞き取りをするなど、もう少し具体的にどうすればいいかを掘り下げて考えると、本当に世の中を変えられる行動につながると思います。(蟹江氏)

ヴィーガン食から考える食と私たちの未来

香蘭女学校中等科

審査員コメント

食という身近な題材で丁寧にまとめられており、一つのストーリーとして訴求力のある作品。食肉と森林伐採の関係性については学び深める余地がありますが、明確な問題意識をもって実際に自分で試し、動画やアプリを作成している点はとても好印象です。(大島氏)

もしもを見据えた持続可能なまちづくり

青翔開智中学校

審査員コメント

明確な課題設定と具体的なアイデア提示ができています。対象(ターゲット)を適切に設定した調査やアイデア提案ができている点も評価できます。すでにあるアプリとの違いや、防災と他のSDGsゴール&ターゲットを関連づけると、さらに実用性の高いアイデアになるでしょう。(石井氏)

SDGs みんなで考えよう 身近な海洋プラスチック問題

成田高等学校付属中学校

審査員コメント

実際に海岸に出向いて実験する好奇心と行動力、ユニークな発想で課題解決に臨んだ点がすばらしい。動画も見やすく、Adobe Sparkの機能を効果的に活用しています。捨てられたペットボトルを誰がどうやって連結するのかといった実現性、回収後の再資源化や、そもそもペットボトルを使わない社会のあり方にも着目できるとさらにいいですね。(高橋氏)

高等学校部門

TRANSFORMING OUR WORLD - 今考えたい ポイ捨てゴミと地球の未来 -

N高等学校・S高等学校

審査員コメント

大変完成度の高い作品。特に動画のクオリティの高さと、アンケート調査の詳細結果をきちんとリンクしているところが好印象です。アイデア自体はオーソドックスなものですが、細かなところまでよく配慮されており、他者を巻き込んでいける提案に仕上がっています。(石井氏)

教育のDXに伴うICT利活用授業でのUX向上のご提案

神奈川県立秦野高等学校

審査員コメント

教育に目を向けた意欲作。見せ方が上手で、動画の完成度も高いです。ネットの肝である「集合知」をGIGAスクール構想にも適用しようという試みが面白いです。オンデマンド授業が「指導の個別化」「学びの個性化」という個別最適化の二つの形に対応できるよう視点が広がるといいですね。(平井氏)

Connect Bottles! 〜SDG 12: 楽しくペットボトルをリサイクル!〜

渋谷教育学園幕張高等学校

審査員コメント

リサイクルにおいて分別などうまくいっていない部分にフォーカス。実現性を意識し、エンジニアリングをきちんと考えられた提案です。Adobe Sparkの機能を活用したストーリーの見せ方もお見事。SDGsやペットボトル問題をめぐる現状認識など、解決アイデアに至るまでの背景や課題の捉え方を深められるとより良いです。(大島氏)

Clothes 〜安さの裏側にある悲惨な現実と提案〜

東洋英和女学院 高等部

審査員コメント

ファッション産業の現状や課題をきちんと押さえ、論理的にまとめています。既存のリユース産業との関連性や差別化など、解決策はさらに深める余地があるものの、あえて「学校」に絞った点からSDGsを自分ごととしてとらえようという姿勢が感じられます。(高橋氏)

審査員の総評 Judge's comments

蟹江憲史

審査委員長
慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 教授

応募作品は、どれも真剣にSDGsに向き合ったものばかりで、SDGsへの関心の高さと、小中高生の意識の高まりに感銘を受けました。SDGsが達成できるかどうかは、応募してきた皆さんの未来に関わっており、自分ごと化してとらえようという気持ちを感じることができました。また、デジタルツールをうまく使いこなす努力をしていることが見受けられる作品も数多くあり、心強く思いました。

デジタルツールは感覚的に訴えることができる点で大きなメリットがあります。一方で、優れた作品はそれだけでなく、いろいろ調査していることが読み取れます。アンケートやインタビューを用いて現状を把握しようと試みている作品もありました。ほかに似たような発想がないか調べてみると、どうすれば違いを出せるか考えることにもつながるでしょう。

特に小中高生が学習する際には、調べたことに基づいて物事を考えることがとても大事になります。皆さんのやわらかい頭で考えたことに「調べる」という行為が伴えば、まさに鬼に金棒です。それは、研究の始まりでもあります。これからは、ぜひ「調べる」ことも含めてよりクリエイティブな作品をつくり、世の中を変えていってほしいと思います。

石井雅章

神田外語大学グローバル・リベラルアーツ学部 教授
同教育イノベーション研究センター長 / 学長補佐

全体的に力作が多く、それぞれの観点からSDGsに取り組もうとしている姿勢がよく伝わりました。小学校部門での受賞作品はすべて6年生によるもので、これまでに学んだ成果をうまくまとめていた印象です。中学校部門では解決したい課題が明確で、具体的なアイデア提示ができている作品が高評価となりました。高校部門はさすがに完成度の高い作品が多く審査が難しかったですが、アイデアを実現するための細かな工夫や配慮が表現できている作品が上位に残った印象です。

一方で、オリジナリティーが高く優れたアイデアであるのに適切な情報収集ができておらず事実認識が間違っていたり、情報の参照元を適切に掲示できていなかったり、大変精緻(せいち)に現状分析ができているにもかかわらずアイデアがいま一歩深められていない作品も見受けられました。また、調べた内容や考えたアイデアを他者にうまく理解してもらうための表現力も大切です。

持続可能な世界の実現のためにはアイデアを社会に着地させる「社会実装」が不可欠です。自身のアイデアがどのような人々に対し、どのような影響を与えるのか、持続可能な社会をかたちづくる具体的なイメージを表現できるようになると、さらに良い作品になると思います。

大島まり

東京大学大学院情報学環
東京大学生産技術研究所 教授

このたびのコンテストでは、SDGsの達成に向けた多くのユニークな取り組みに出会いました。そうした独自性を表現するとともに、さらなる理解につなげて行動変容を引き起こすことができるような作品づくりに、各自が頑張って取り組んだとの印象を強くもちました。選考の際には正直、大変迷いました。選ばれた作品だけでなく、残念ながら選ばれなかったとしても、チャレンジしたその勇気と努力をたたえたいと思います。

小学校部門では、チームとして取り組んでいる作品が比較的多く、皆さんが真剣に取り組んでいたのが素晴らしかったです。歌の作詞・作曲もあるなか、地域の特長を生かした作品が印象的でした。中学・高校部門では、個人レベルでいろいろと考え、実験してみたり動画を作成してみたりと、自ら行動を起こしている取り組みがいくつか見られました。持続可能な社会の構築にむけて自分ごとととらえ、考え、行動することの大事さを、あらためて教えられたように思います。

コンテストを通してこのような輪が広がり、SDGsの実現に向けて大きな一歩となることを願っています。

平井聡一郎

文部科学省ICT活用教育アドバイザー
株式会社情報通信総合研究所 特別研究員

私は今回、審査員をやらせていただいたことで、あらためてクリエイティブなアウトプットの大切さを実感しました。一つひとつの作品を拝見するなかで、参加者の皆さんが取り組まれた学びを追体験することもできました。作品制作というプロジェクトを通して、自分にとってSDGsとは何かを考え、自分なりの解決法を模索し、実現するというプロセスが伝わってきたのです。そこには皆さんの成長の足跡が見え、ワクワクしました。

皆さんの今後のチャレンジに向けたポイントをいくつかあげてみます。まずは、課題を自分ごとにすることです。課題に自分との関わりがあるか、その解決が自分にどう関わるかの視点を明確にするといいですね。次にデータサイエンスの視点です。相手を説得するにはエビデンスが必要です。課題を洗い出すためのデータ、成果を検証するためのデータが必要ですね。そして、Webの特性をデザインに生かすこと。テキストと画像、動画それぞれの特性を考え、何をどれくらいのボリュームで表現すればいいのか、バランスとストーリー性を考えてデザインしましょう。

皆さんが今回の経験を生かし、新たな探求にチャレンジしていくことを願っています。

高橋万見子

朝日新聞SDGs ACTION!
編集長

最終審査に残った少なくない作品を拝見しながら、応募いただいた皆さんのデジタル表現力――テキスト、画像、動画を組み合わせて作品を仕上げるスキルに圧倒されました。高校生の完成度はもちろん、小学生でも「こんなことができるのか」と驚くばかりでした。僅差(きんさ)の候補ばかりでしたので、審査にあたってはみなさんの問題意識と、自分(たち)なりに考えた解決策に込めた思いの温度(熱さ)を重視しました。

人を動かすには「伝える」だけでなく「伝わる」こと、相手にわかってもらうことがコミュニケーション上、とても大事です。インターネットにはあらゆる情報が飛び交っていますが、中には偏った見方だったりフェイク(うそ)だったりするものも混在しています。知識を相対化し、適切なデータにアクセスできているか、違う立場の人も届く説得力があるかを一生懸命考えながら作ったと思われる作品はさらに高評価になりました。

SDGsの達成は一筋縄ではいきません。地球や社会の状況は困難を極めています。状況を変えうるのは「誰か」ではなく、私たちです。作品をつくって終わり、にせず、ぜひ「その次」へと皆さんの好奇心と創造力とを高めていってください。

作品の評価について Evaluation

本コンテストの参加を通じてSDGsをテーマとした探究学習を進めていただくことを目指し、応募作品は「SDGsの理解・課題発見・達成のための解決アイデア」「デジタルツールの特性を生かしアイデアを伝える力・表現力」の2軸で評価されました。

SDGsの理解・課題発見・達成のための解決アイデア
評価項目 評価観点 審査員から先生方へメッセージ
テーマ理解 コンテスト主旨の理解

作品制作を通じて、一人ひとりがSDGsを「自分ごと化」できることを目指しましょう。

「2030アジェンダ」が目指す "Transforming Our World(我々の世界を変革する)" を意識した作品づくりにチャレンジしてください。

SDGs全体の理解

17の目標をただ当てはめるのではなく、SDGsの統合的・相互関連的な特徴を理解して制作に取り組みましょう。

課題発見 SDGs課題の設定

なぜその課題に注目したのか、作品を観たひとが共感・納得できる設定ができているか確認してみましょう。

SDGs課題の整理・分析

設定した課題の背景、現状、問題点などがきちんと整理・分析できているか確認してみましょう。

課題解決 SDGs解決アイデアの的確さ

設定した課題に対する解決アイデアとして、妥当性や説得力があるか確認してみましょう。

SDGs解決アイデアの発想力・独自性

人を動かし世界を変革するためのアイデアに求められる、発想力の高さ・独自性を意識してみましょう。

デジタルツールの特性を生かしアイデアを伝える力・表現力
評価項目 評価観点 審査員から先生方へメッセージ
デジタルツールの
特性
デジタルデバイスの活用

デジタルデバイスとツールを活用し、デジタルの特性を活かしたゆたかな表現を意識してみましょう。

Adobe Sparkの機能理解

Adobe Sparkでできることを理解し、作品を通じて表現したい内容に合わせて最適な機能を効果的に使いましょう。

アイデアの
表現・伝える力
受け手の設定

作品を通して伝えたい・行動を促したい対象を想定し、相手に合わせた表現やメッセージになっているか意識しましょう。

伝わりやすいデザイン

解決アイデアを伝わりやすくするために、情報の取捨選択、レイアウトなどの情報デザインを工夫してみましょう。

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